メタボリックシンドローム
◆ おなかの脂肪が怖い!
日本人の三大死因はがん、心臓病、脳卒中ですが、心臓病と脳卒中の原因は動脈硬化です。動脈硬化は、ある程度症状が進まないかぎり、なかなか症状として現れません。しかも、心臓病や脳卒中は突然発症することが多く、生命に関わる重大な病気であり、後遺症も深刻です。そこで、動脈硬化による心臓病や脳卒中を予防する目的で「メタボリックシンドローム」という概念が確立されました。
メタボリックシンドロームの診断基準は、内臓脂肪蓄積を基礎として以下の3つの項目のうち2つ以上を満たしている場合に「メタボリックシンドローム」と診断します
内臓脂肪の蓄積は、危険な「メタボリックシンドローム」を引き起こす!
高脂血症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病は個々に発症するのではなく、実は、「内臓脂肪」の蓄積が大きく関与していることが分かってきました。内臓脂肪の蓄積により生活習慣病が発症した状態を「メタボリックシンドローム」といい、この状態を放っておくと動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中などを招きやすいため、内臓脂肪が蓄積している方は、特に注意が必要です。
腹部のCT画像から内臓脂肪の面積を測ることができます。
内臓脂肪面積を計測してみてはいかがでしょう
「メタボリックシンドローム」は心筋梗塞や脳卒中などを発症しやすくするため、
疑いのある方は、早めに当院へ